3月10日(木)の午後に実施した1年普通科ソーシャルコミュニケーションコースの総合的な探究活動の発表会が実施されました。
テーマ
「みなと保育園との避難訓練を通して防災意識を高めるはじめの一歩」
■みなと保育園 園長さん
感動しました。昨年12月に1回の合同避難訓練に関わらず、いろんな事に注意を払い、園児に対する見方も素晴らしいと思います。高校生の一生懸命さが伝わってきて、状況判断、今後の課題の見極めは感心させられました。今後もよろしくお願いします。
■みなと保育園 保育士さん
生徒さんの発表によって周りのご縁ができたことを嬉しく思います。
園に戻って報告すると「良かった。知ってもらえただけでも有難いね。」と職員が今まで抱えていた不安が少し軽減された様子でした。これをきっかけに生徒さんと園児の交流や地域と連携して防災に対する意識を共有できたらいいなと思いました。
■日本文理大学 人間力育成センターアドバイザー 吉村充功 教授
各班ともしっかり発表できており、課題認識を持ち、どのようにしていくべきか考えられていて良かったです。探究学習として地域の課題として具体的、実践的に取り組まれており、生徒の温かい学びに繋がっていると思います。各班の共通の課題は行政を巻き込んでいく必要性を感じました。
■渡町台校区防災士さん
地域社会のコミュニケーションの発端としてのイトグチ(緒)になったと思います。これを機会にコミュニケーションの輪が広がると良いですね。この様な会を重ねて行けば広がると思います。
■佐伯市防災危機管理課 危機管理専門員さん
避難訓練の開始から完了までの所要時間を最低でも30分以内を目標にしてほしい。津波到着時間(46分)地震発生から避難開始まで5分以上かかる。その上、液状化や電柱の倒壊の中での避難、そして、高校生の発表にあった危険個所や余震の続く中の避難となることから。タイムを縮めることは必然。
■佐伯海上保安署長さんと署員さん
問題点を再確認でき、地域の連携なくして子ども達は助けられないことを改めて感じました。ここだけでなく、市全体として考えさせられる発表会でした。今後の継続的活動が重要だと思います。
■自衛隊大分地本佐伯地域事務所
今回の発表は、地域の防災(地震による津波)に直接関わる問題であり、学校の防災計画にも関係します。今後、生徒の学習の課題とすると同時に鶴谷地区の防災計画の作成・実施を議論検討する必必要性があると思いました。
■日本通運 大分支店 佐伯営業所さん
この探究活動がきっかけとなり、スタートになれば幸いです。
■つるやオートさん
園児を避難させる難しさ、濃霞山の整備が不十分なことが良くわかりました。
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